妊娠中に葉酸が必要な理由

妊娠中に葉酸が必要なのはなぜ?

妊娠中、特に初期に葉酸の摂取が必要であることはよく取り上げられています。

だけど実際に葉酸がどうして妊娠中に必要なのか、どういう働きをしているかまでは意外に知らなかったりするものですよね。

葉酸はどうして妊娠に大切なのか、簡単に解説します。

厚生労働省が推奨

すでに妊娠されている方は母子手帳で、葉酸の摂取について重要であることが記載されているのをご覧になったかもしれません。

これは厚生労働省が、妊娠中の胎児の神経管閉鎖障害リスクの軽減のため、葉酸摂取を正式に推奨しているためです。

特に妊娠初期に必要となり、実を言うと妊娠前の段階から摂取しておいた方がより効果的となります。

妊娠の1ヵ月前くらいが目安ですが、妊活をされているなら体調を整える意味でも妊娠したいと思った時から葉酸の摂取をおすすめします。

神経管閉鎖障害とは?

神経管閉鎖障害とは、胎児の脳の形成不全や、脊髄障害のことを言います。

脳の形成不全は無脳症と呼ばれ、ほとんどの場合死産となります。

脊髄に異常が出た場合は、顕在性脊髄障害である二分脊椎になる可能性が高く、脊髄の形成不全や欠損、露出などが起こります。

二分脊椎になると、多くの赤ちゃんは生まれても重い後遺症が残ることになります。

葉酸がリスク軽減に繋がる理由

葉酸が神経管閉鎖障害のリスク軽減に繋がるのは、葉酸が胎児の細胞分裂をサポートする成分だからです。

特に妊娠4週目から12週目までの間は、いわば胎児の成長期。脳や脊髄など身体の重要な器官は、この頃に作られます。

葉酸の摂取により、障害が発症するリスクは半分以下に抑えられます。

健康な赤ちゃんを産むためにも、葉酸の摂取が欠かせない理由がわかりますよね。

サプリメントで効果的に摂取を

葉酸は調理の過程で失われやすく、そのままでは吸収率が良くないために、自然の食材から必要量を摂取するのが難しい栄養素です。

そのため、厚生労働省でも、吸収率を良く加工された合成葉酸のサプリメントでの摂取を推奨しています。

ただし、サプリメントでも合成葉酸を使用していない天然葉酸を使用しているものは、吸収率の面では劣ってしまいます。

葉酸サプリメントは、必ず合成葉酸のものを選ぶようにしましょう。

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